教員免許状更新制度について
現在の教職現場を見ればこのような制度を設けたくなるのは分かりますが、果たしてこの制度がどれだけの意味を持つのか分かりません。
私個人的な意見でいうと、
『免許状の更新制度を行っていますよ。選ばれた今でも能力のある、そして教育現場で十分活躍できる人材が教員をやっているんですよ』
というアピールに過ぎないと思っています。
現に、教員免許状を更新するために、現職の教員がすることと言ったら、数時間の講習を受けるだけです。そんなものは誰でもできます。
ちなみに免許の更新を行わなければいけないのは、現職の教員が対象です。つまり、大学を卒業したとき、もしくは通信教育で教員免許を取得したといった方で、現在教職についていない方は、免許状の更新をする必要はありません。もし、今後教壇に立ちたいと思ったときや、実際にそうなるときに講習を受けることになります。
追記
免許更新制度を取り入れて数年が経ちました。
実際に学校の現場は以前より改善されているのでしょうか?そんなことはありません。結局変わりません。日々メディアで学校での事件が報道されています。本文でも書いたように、講習を受けるだけの更新制度は、全く意味を持ちません。
ひねくれた見方かもしれませんが、更新制度がもたらす良いことは、
- 更新制度で講師となる人たちに仕事を与えられる。
- 更新会場までの交通費がかかる。
こういったことがあり、お金を落とす要因になります。お金が使われれば世の中まわりますからね。
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