日本人が英語が苦手な理由

この間ふと思い、英語について考えてみた。

日本人の多くは、「中学3年間」「高校3年間」「大学4年間」英語の勉強をしている。しかし、他の諸外国と比べると英語のレベルが極端に低いように思える。

10年間も英語の勉強をしているのに、上手に活用できないのはなぜか?

そう思い、実際に英語を勉強している『時間』を計算してみた。

例えば、中学校。1年のうち夏、冬、春休みを除くと10ヵ月間は学校に通っていることとなる。毎日1時間英語の授業があるとして、1週間(5日間)で5時間。1ヵ月は約4週間のため、1ヵ月で約20時間。それを10か月あるとして200時間。それが中学3年間で600時間。さらに高校も同じだと考えて2倍の1200時間。大学もこのままの計算を適応させて200時間の4倍で800時間。

合計授業としては約2000時間、大学卒業までに英語を勉強することになる。2000時間と考えると物凄いように思えるのだが、意外とそうでもない。

もし、海外で生活をしたとして、英語に触れる時間が1日のうち約10時間ほどだとする。(計算が楽なため・・・)。2000時間から10時間を割って200日。つまり、200日分の英語を日本で10年間かけて断続的に勉強することになるのだ。

断続的に、更に普段は日本語を使いながら、勉強として英語を勉強するのだからなかなか身に付かないのも納得がいく。ハッキリ言えば、1年間海外の英語圏で生活をすれば、日本での10年間よりももっと生きた確実な英語力が身に付くと思われる。

現実問題としては難しい話だが、要するに断続的にダラダラと勉強しているから英語は身に付かないということではないかと思った。


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